中央線が勝つためには
JR中央線は現在三鷹〜立川間で高架化工事を行っている。これと同時に複々線区間を拡大することにより輸送力増強と速達化をはかると見込まれる。ご存じの方も多いと思うが、中央線は京王線*1と西武新宿線・西武拝島線*2が主な競合路線となっており、この2路線に負けていると私は思う。高架化・複々線化工事終了後の中央線の運行形態を予想してみる。
2.特別快速・通勤特快・通勤快速の速達化
青梅線直通の特別快速・通勤快速・通勤特別快速は青梅線内各駅に停車しているが、これを主要駅のみに停車させることにより、西武線から乗客を略奪する狙い。
青梅線〜中央線直通電車の停車駅
通勤特快/青梅→羽村→福生→拝島→昭島→立川→国分寺→新宿→御茶ノ水→東京
青梅特快/青梅・河辺・小作・羽村・福生・拝島・昭島・西立川・立川・国分寺・三鷹・中野・新宿・四ッ谷・御茶ノ水・神田・東京
通勤快速/東京・御茶ノ水・新宿・中野・荻窪・吉祥寺・三鷹・国分寺・立川<<
ポイント
3.青梅・五日市線
中央線の支線的役割と観光的要素が大きいと思われがちな同線だが、中央線への直通電車も多い通勤路線でもある。中央線の輸送力を増強するには、青梅・五日市線の輸送力を増強する必要があると思われる。
ポイント
4.新型車両投入による長編成化
現在中央線快速電車で使用している201系は長くてあと10〜15年後には新車に取り替えられると思う。加減速度の高い新型車両を投入し表定速度の向上と15両編成*3での運転を可能とする。
5.時刻のパターン化
データイムは種別・行き先をパターン化してわかりやすいダイヤ設定にする。たとえばこんな感じ
中央快速線新宿駅時刻表(下り 八王子・高尾方面) | |
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11 | 0S 1 5☆ 8 12豊 16八 20★ 25立 30か 31 35☆ 38青 42豊 46 50☆ 55立 |
12 | 0あ 1 5☆ 8 12豊 16八 20★ 25立 30か 31 35☆ 38青 42豊 46大 50☆ 55立 |
13 | 0あ 1 5☆ 8 12豊 16八 20★ 25立 30か 31 35☆ 38青 42大 46小 50☆ 55立 |
14 | 0S 1 5☆ 8 12豊 16小 20★ 25立 30か 31 35☆ 38青 42豊 46 50☆ 55青 |
15 | 0S 1 5☆ 8 12豊 16八 20★ 25立 30か 31 35☆ 38青 42豊 46 50☆ 55立 |
16 | 0あ 1 5☆ 8青 12 16八 20☆ 25立 30か 31 35☆ 38青 42 46青 50☆ 55大 |
S-特急スーパーあずさ号松本行き あ-特急あずさ号松本行き か-特急かいじ号甲府行き ☆-中央特快 ★-青梅特快青梅行き 無印-高尾行き 大-大月行き 八-八王子行き 豊-豊田行き 立-立川行き 青-青梅行き |
- 原則30分1サイクルで構成し、発車時刻を統一することでわかりやすいダイヤにする。
- 特別快速は15分間隔で運転。青梅特快は全列車立川で高尾行きに接続。
最後に…
ここに述べた事については私の独断で提案したものであり、輸送改善がこの通りに成るかどうかの保証は一切しない。中央線はとにかく高架化を先に行い、複々線化はその後になる見込みである。